「写真で見た、山梨で有名なあの橋の名前が知りたい。」
山梨観光で、自然と橋の美しい景色を見たいとお考えではないでしょうか。
山梨県内には、有名な橋が点在しています。写真映えするものから、歴史的な価値の高いものまで多様な橋が存在します。
本記事では、山梨県内の有名な橋を5つ紹介します。各橋の魅力や構造などの概要や、観光に役立つ周辺スポットもまとめました。
山梨観光で、訪れるべき橋が見つかります。ぜひ最後まで読んで、山梨観光の参考にしてください。
山梨には、観光や景観を楽しめる有名な橋が点在しています。それぞれ景色や建築様式に特徴があり、散策や写真撮影目的で人気があります。
ここからは、5つの橋を厳選して詳しく解説します。
山梨の観光情報の中で、自然の中にある赤い橋を見たことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
山梨の赤い橋といえば、東沢大橋です。自然豊かな景色の中に、赤色が映え季節ごとの風景を華やかにします。
「赤い橋」で親しまれる東沢大橋は、紅葉の名所として全国から観光客が訪れます。橋のすぐ側には駐車場と展望台(レストハウス赤い橋)があり、川俣川渓谷を一望できる絶景スポットです。
秋の紅葉はもちろん、冬の雪景色とのコントラストも美しく、四季を通して楽しめます。冬季は道路が凍結するため通行の際は注意が必要です。
【橋の情報】
住所:山梨県北杜市大泉町西井出
アクセス:【車】中央自動車道 長坂I.C.から約20分
【電車・バス】JR小海線「清里駅」からバス約15分
駐車場:普通20台/バス3台
橋の下を流れる川俣川渓谷のトレッキングコースも近く、自然散策とセットで楽しめます。
周辺スポットのひとつが吐竜の滝です。整備された山道を、専用駐車場から15分ほど歩くと迫力ある滝を間近で見られます。
また周辺には、清里高原があります。清里テラスや清泉寮など観光施設が充実しています。
東沢大橋と並んで有名な橋が、黄色い橋である八ヶ岳高原大橋です。
東沢大橋から車でアクセスしやすい位置にある八ヶ岳高原大橋ですが、東沢大橋と比較して全長が非常に長く約500m近くあります。
八ヶ岳高原大橋は「黄色い橋」として知られる、八ヶ岳や富士山、南アルプスを望む絶景スポットです。特に晴れた日の渓谷の眺めは圧巻です。歩道が整備されており、ゆっくり景色を楽しみながら渡れます。
【橋の情報】
※プラットトラス橋とは、三角形を組み合わせて四角形をつくり高い強度を確保する構造
住所:山梨県北杜市高根町川俣167
アクセス:【車】中央自動車道 長坂I.C.から約15分
【電車】JR小海線「清里駅」からタクシーで約10分
駐車場:無料展望台駐車場(橋の東側)
八ヶ岳高原大橋から車で10分ほどの場所に、道の駅南きよさと、南八ヶ岳花の森公園があります。
道の駅南きよさとでは、山梨のワインや酒、地元の特産品など多様なお土産が揃います。
レストランがあるほか、キッチンカーも出店していることがあり食事も楽しめます。
また道の駅南きよさとからリフトカーを登ると、南八ヶ岳花の森公園にたどり着きます。自然が豊富で四季の花々や、美しい山岳風景を楽しめます。遊具広場やドッグランもあり、ファミリーでのおでかけや愛犬と一緒の場合もおすすめです。
富士五湖観光で一度は通りたいのが、河口湖大橋です。河口湖にかかる橋で、橋の上から富士山を拝めるため、観光スポットとして多くの方が訪れます。
河口湖大橋は、富士山を間近に望める人気の絶景スポットです。車、自転車、徒歩で渡ることができ、ドライブやランニングコースにも最適です。※以前は有料道路だったが現在は無料で通行可能
【橋の情報】
住所:山梨県南都留郡富士河口湖町 河口湖
アクセス:【車】中央自動車道河口湖I.C.から約10分
【電車・バス】富士急行線「河口湖駅」から約3km
近隣には観光スポットが豊富です。
中でも、「富士眺望の湯ゆらり」では富士山を眺めながら露天風呂を楽しめます。
館内の食事処では、ご当地グルメが味わえ山梨の魅力を一度で満喫できます。
山梨で有名な橋のひとつに猿橋があります。猿橋は、歴史背景と建築様式に注目が集まる桂川にかかる橋です。
ここからは猿橋について詳しく解説します。
猿橋は、日本三大奇橋のひとつとして有名な、独特の構造が特徴的な橋です。
橋脚を使わずに、両岸から4層の羽木をせりださせて支える構造の木造橋です。江戸時代からその姿が知られ、歌川広重の浮世絵にも描かれています。
現在の橋は、当時の資料を基に復元されたものです。新緑や紅葉のシーズンは美しい桂川渓谷を楽しみに多くの観光客が訪れます。
【橋の情報】
住所:山梨県大月市猿橋町猿橋
アクセス:【車】中央自動車道大月I.C.から約10分
【電車】JR中央本線「猿橋駅」から徒歩約15分
駐車場:猿橋近隣に2ヵ所あり
猿橋から徒歩10分弱の場所に、猿橋公園があります。芝生広場や遊具がありのんびり過ごせます。桜やあじさいの季節がおすすめで、特にあじさいは200m近い遊歩道にずらりと咲き涼やかな風景を楽しめます。
また、猿橋公園の入り口付近にある大月市郷土資料館では、大月の歴史を学べます。縄文時代から戦国時代にかけての大月の風景を再現したジオラマや、脱穀機や農具などが展示されています。
大月市の観光情報を詳しく知りたい方は、下記記事もチェックしてみてください。
長潭橋は、観光スポットとして人気の昇仙峡の近くにある歴史的な橋です。重厚感と趣があると、写真に収める方も多くいらっしゃいます。
ここからは、長潭橋について解説します。
昇仙峡の玄関口としても有名な長潭橋(ながとろばし)。1925年に竣工した山梨県内最古の、コンクリートアーチ橋です。選奨土木遺産にも認定される歴史的かつ文化的な価値が高い橋です。
【橋の情報】
住所:山梨県/甲府市平瀬町~甲斐市吉沢
アクセス:【車】中央自動車道甲府昭和I.C.から約35分
【電車・バス】JR甲府駅から昇仙峡行きバスで約50分
長潭橋は「日本一の渓谷美」と言われる景勝地「昇仙峡」へのトレッキングルートの始点です。
昇仙峡は、自然の名所や食事処、ロープウェイなどがあり観光スポットとして人気があります。昇仙峡の主峰である覚円峰をはじめ、仙娥滝、石門といった多彩なビューポイントがあります。紅葉の時期は特に人気で観光客が多く訪れます。
本記事では、山梨の有名な橋を紹介しました。いずれも観光目的で訪れて楽しめる橋ばかりです。
本記事で紹介した、橋の魅力や近隣スポットを参考に山梨観光に役立ててください。