静岡県は人気の観光スポットがたくさんあり、多くの観光客が訪れる県のひとつです。
しかし、せっかく観光するなら、混雑しているところはなるべく避けたいですよね。
定番の観光地も良いですが、たまにはいつもと違う旅をしてみませんか?
そこで今回は、静かにのんびりと、自分のペースで楽しみたい人にぴったりの、静岡観光の穴場スポットを5箇所まとめました。
家族や友人、恋人と行くのはもちろん、1人で行っても楽しめる場所ばかりなので、ぜひ旅の参考にしてくださいね。
静岡の新たな魅力を発見すれば、何度も訪れたくなること間違いなしです。
沼津市にある沼津深海水族館シーラカンスミュージアムは、日本一の深さを誇る駿河湾で暮らす深海生物を、100種類以上展示している施設です。
水深2,500mの駿河湾で捕獲された深海生物を、大水槽でじっくり見ることができます。
世界の深海生物も展示されており、ここでしか見られない生き物もたくさんいるんですよ。
人気なのは、メキシコの深海で暮らすダイオウグソクムシや、古代ザメのラブカ。
世界中で沼津深海水族館でしか見られない、冷凍シーラカンスも必見です。
展示方法にこだわった沼津深海水族館では、深海の魅力をより知ってもらうため、同じ種類の生き物を浅い海と深い海とで比較して展示しています。
深海で暮らすために、どこがどのように変化したのかを、じっくり観察できるんです。
珍しい深海生物の展示も積極的におこなっており、深海生物ファンを魅了しています。
特に、かわいらしい見た目が人気のメンダコは、捕獲されればその都度展示されるので、運が良ければ見られるかもしれませんね。
沼津深海水族館では、アトラクションも人気です。
VRを使ったアトラクションでは、潜水艇で駿河湾に潜り、深海を探検します。
海底遺跡の謎や、深海で暮らす未知の生物を調査しましょう。
振動などがリアルに伝わってくる4D要素たっぷりで、子どもから大人まで楽しめますよ。
もう一つのアトラクションは、レーザー銃で深海生物を捕獲しながら進むシューティングアトラクション。
捕獲ポイントをたくさん集めると、捕獲カードがゲットできます。
深海生物の種類によってポイントが変わるので、ぜひ高得点を狙ってみてくださいね。
下田市にある下田海中水族館は、伊豆の海に暮らす生き物を中心に展示している施設です。
親潮と黒潮の両方の影響を受ける伊豆の海には、たくさんの種類の生き物が暮らしています。
海に浮かぶ「アクアドームペリー号」の中にある大水槽では、そんな伊豆の海で暮らす生き物や海藻を間近で見られるんです。
他にも、コツメカワウソと触れ合える「ふれあいの森」、見ているだけで癒されるクラゲを展示する「クラリウム」、360°どこからでも観察できる「ペンギンパノラマプール」など、見どころ満載。
生き物たちを間近で見られるのも、下田海中水族館の魅力です。
生き物達へのエサやり体験は、かわいさを間近で見るチャンス。
ウミガメ、カワウソ、アザラシ、さらにはバックヤードで暮らす魚達にご飯をあげながら、生態についてじっくり学びましょう。
アクアドームペリー号の大水槽で、ダイビング体験ができるアクティビティも人気です。
もちろん、ショーも充実しています。
イルカをはじめ、アシカ、アザラシ、ペンギン達がさまざまな技を披露してくれますよ。
迫力満点のものや、かわいらしいものなど、どれも見る人の心を動かしてくれるショーばかりです。
下田海中水族館といえば、イルカですよね。
入り江で暮らすイルカ達とたっぷり触れ合えるのが、下田海中水族館の最大のポイントと言っても過言ではありません。
インストラクターになりきって、イルカに合図を出し、握手したり
ジャンプしたりするアクティビティをはじめ、イルカと一緒に泳いだり、浅瀬でイルカにタッチしたり、さまざまな角度からイルカと触れ合えます。
イルカショーを海上から見られる「アメージング・シート」は、目の前を疾走したり、大ジャンプするイルカの姿を、誰よりも近くで見られる特等席です。
伊豆市にあるサイクルスポーツセンターは、自転車を思い切り楽しめる施設です。
自分の自転車を持参してもOKですが、レンタルも充実しているので、手ぶらで行っても楽しめますよ。
トレーニングなど、しっかり自転車を楽しみたい人向けに、マウンテンバイクで走るMTBコース、ロードバイクやクロスバイク、電動自転車で走る5kmのサーキットコース、子どもも楽しめる2kmのファミリーコースがあります。
サーキットコースでは、実際に自転車競技もおこなわれているんです。
ホームページで、各大会への参加申し込みができるので、気になる大会を見つけたら、ぜひエントリーしてみてくださいね。
サイクルスポーツセンターには、トラック競技の世界大会が開催されたベロドロームがあり、誰でも自由に見学できます。
自転車に乗れない人のためのスクールも開催しており、インストラクターが基礎をしっかり教えてくれますよ。
サイクルスポーツセンターは、子どもが楽しめるエリアも充実しています。
ちょっと変わった自転車に乗れたり、水上自転車で池を散歩したりと、自転車に楽しく触れるエリアはもちろん、ジェットコースターやメリーゴーランドなどのアトラクションも盛りだくさん。
全長300mのローラーすべり台や、富士山のヒノキを使った巨大ジャングルジム、立体迷路、ふわふわドームなどで思い切り体を動かせます。
お父さんはサーキットコースへ、お母さんと子どもはアトラクションへ、というように、家族みんながそれぞれ好きな場所で過ごせるのも魅力ですね。
伊東市にある城ヶ崎海岸は、サスペンスドラマで見るような断崖絶壁と灯台から見える絶景、スリル満点の吊り橋が特徴のスポットです。
「門脇埼灯台」では、雄大な海と四季折々の自然を360°臨める大パノラマが楽しめます。
周りに遮るものがないため、どこまでも続く絶景をじっくり堪能できるのが人気です。
晴れた日には、伊豆七島が見えるんですよ。
城ヶ崎海岸周辺は、ピクニカルコースと自然研究路の合わせて9kmもの道を散策できます。
季節ごとに植物が変わるので、いつ行っても楽しめるのが魅力です。
城ヶ崎海岸の門脇吊り橋近くにある食事処「ぼら納屋」は、散策で疲れた体にぴったりのお店。
伊豆名物をふんだんに使った海鮮料理を楽しめます。
愛犬と一緒に食事ができるスペースもあり、ペット連れに人気です。
ピクニカルコースの中盤にある城ヶ崎海岸の門脇吊り橋は、絶対に渡って欲しい場所です。
高さ23mもあるため、高いところが好きな人でも足がすくみます。
歩くたびにゆらゆらゆれるので、スリル満点。
実際にサスペンスドラマの撮影場所としても使われたことがあるんですって。
熱海市にあるLAND ART PARKは、自然とアートの調和をテーマにした施設です。
60万平方米もの広さを誇る森のアートエリア「ACAO LAND ART PARK」では、四季折々の植物とさまざまなアートが融合し、訪れる人を不思議な世界へ誘ってくれます。
大自然の中に突如現れる不思議なアート作品は、見る人の感性を呼び覚まします。
周りの自然も相まって、作品の魅力がより引き立ち、つい見入ってしまう作品ばかりです。
カフェ「COEDA HOUSE」は、日本を代表する建築家、隈研吾さんが設計した建物です。
全面ガラス張りで、家具は鏡張りという不思議な建物は、どこか異世界の雰囲気を感じます。
目の前に広がる絶景を堪能しながら、コーヒーやスイーツといった軽食を楽しめる人気スポットです。
HARB WORKSHOPでは、天然素材を使ったさまざまな手作り体験ができます
ハーバルウォーターを使った石けん作りや、植物エキス配合のネイルオイル、精油を使った固形香水、乾燥ハーブのポプリなど、どれも素敵なものばかり。
自分の好きな香りや花で作る作品は、どれも一生の思い出になるはず。
ハーバリウムやフラワーアレンジボックスは、大切な人へのプレゼントにもぴったりですね。
花を使ったアクセサリーやオリジナルブレンドティーなどの販売もされており、お土産にもおすすめです。
静岡には、まだまだ知られていない魅力的な観光スポットがたくさんあります。
ゆったりと静岡観光を楽しみたい方はもちろん、新しい静岡を開拓したい方は、ぜひ穴場スポットを巡ってみてくださいね。
今以上に静岡をもっと好きになるはずです。