冬は空気が澄んでいて、春〜秋に比べて景色がくっきりきれいに見えるのが特徴です。
そんな冬こそ、富士山を見に行きましょう!
冬の富士山は雪をかぶっていて、なんとも幻想的です。
きれいな空気と雄大な自然の中でリフレッシュできること間違いなし!
そこで今回は、冬におすすめの富士山周辺の観光スポットをご紹介します。
美しい富士山の景色とあわせて楽しんでくださいね。
富士山を登れるのは、7月上旬〜9月上旬の登山シーズンのみです。
それ以外の期間は、5合目からの登山道は通行止めになっており、もちろん山小屋も閉鎖しています。
冬の富士山は、吹雪や滑落といった危険が隣り合わせ。
天気が良かったとしても、登山中に突然天候が急変することもあります。
山小屋が閉鎖しているため、何かアクシデントが起こっても助けを求められず、避難する場所もありません。
閉山期間中の登山は極めて危険なため、絶対にやめましょう!
富士スバルラインを登り切ったところにある富士山5合目の駐車場は、お土産屋や飲食店が並ぶ観光スポットになっています。
7月中旬〜9月上旬の登山シーズンは、マイカー規制により通れませんが、それ以外は自家用車で5合目まで行けるんですよ!
ただし、12月下旬頃から春先は積雪や路面凍結により富士スバルラインが通行止めになる場合があります。(積雪や路面凍結等がない場合通常通り通行可能)
富士スバルラインの5合目には、小御嶽神社や山中湖を見下ろせる展望台もあるので、ぜひ行ってみてくださいね!
富士五湖のひとつである河口湖は、冬は以下のようなアクティビティを楽しめます。
なかでも、ワカサギ釣りはこの時期しかできない貴重な体験です。
ドーム型の暖かい船内で釣りができるので、寒さが苦手な方でも楽しめますよ!
釣ったワカサギは、船内ですぐに調理してくれる嬉しいサービスも。
自分で釣ったワカサギをその場で食べられるなんて最高ですよね!
また、冬は空気が澄んでいるため、景色も抜群。
雪化粧した富士山がくっきり見えて、その迫力に圧倒されるでしょう。
河口湖での大イベントといえば河口湖冬花火。
毎年1月下旬〜2月中旬までの土日と、富士山の日である2月23日に、打ち上げ花火が河口湖の夜空に花開きます。
打ち上げ場所は大池公園、畳岩、八木崎公園の3ヶ所。
3ヶ所から一斉に打ち上げられる瞬間もあり、迫力満点です!
各打ち上げ場所近くには無料の駐車場があり、間近で花火を楽しもうと大勢の観客が訪れます。
特にメイン会場である大池公園の駐車場は満車になることもあるため、余裕を持って会場に行きましょう!
会場の対岸にある産屋ヶ崎では、各打ち上げ場所から上がる花火をきれいに見ることができます。
花火の奥には富士山も見られるので、写真映え間違いなしです。
花火と夜景のコラボもまた美しいですよ!
山中湖のアイスキャンドルフェスティバルは、「山中湖交流プラザきらら」で行われるイベントです。
氷で作ったキャンドルをたくさん並べて、灯りを燈す幻想的なイベントなんですよ。
暗闇の中でキラキラと揺れる灯りに、まるで映画の中の世界にいるかのような気分を味わえます。
安全着火ライターを持ち込めば、実際に点灯することもできますよ!
ランタンフェスティバルでは、花火の打ち上げも行われ、山中湖の夜空を華やかに彩ります。
富士山と花火、アイスキャンドルの絶景を堪能してくださいね!
冷えた体を温めてくれるおいしいグルメもありますよ。
アイスキャンドルフェスティバルと同時開催の、スカイランタンフェスティバルもぜひ行ってほしいイベントです。
山中湖の夜空に無数に浮かぶランタンはとてもロマンチック。
事前に申し込みすれば、実際にランタンの打ち上げに参加できますよ!
西湖こおりまつりは、毎年1月下旬〜2月中旬に西湖野鳥の森公園で開催されるイベントです。
高さ10mにもなる樹氷は迫力満点で、訪れる人を圧倒します。
夜にはライトアップもされるため、昼とはまた違った姿を楽しめるのも魅力です。
ここでしかみられない氷のオブジェを、ぜひ間近で見てみてくださいね!
2週間ほど続く西湖こおりまつりですが、土日祝日には物産展やステージ発表のイベントを開催しています。
山梨の特産物を購入できたり、おいしい山梨グルメを堪能したりできますよ!
地元の子どもたちによるステージ発表は、まつりを盛り上げるだけでなく、観光客の心を鷲掴みにするでしょう。
富士吉田市にある北口本宮冨士浅間神社は、富士吉田口の入り口にある観光スポット。
登山道入り口であることから、登山者も多く訪れ、これから始まる登山の安全を祈る場所としても有名です。
北口本宮冨士浅間神社には、3人の神様が祀られています。
木花開耶姫命は、激しい火災の中で3人の子どもを産んだことから、安産、子宝のご利益があるとされています。
また、火災の中で出産したという言い伝えから、火防の神様としても知られているんですよ。
彦火瓊瓊杵尊は、木花開耶姫命の夫。
2人は大変仲の良い夫婦であったことから、夫婦円満のご利益があるとして知られています。
大山祗神は木花開耶姫命の父親で、家庭円満のご利益が得られます。
北口本宮冨士浅間神社は、富士山の強いエネルギーを持つため、初詣にぴったりの最強開運スポットです。
初詣期間中は、甘酒やおしるこ、さらには楽しい出店も並んでいて賑わっています。
お守りや御朱印、おみくじもあるので、1年の始まりにぜひ参拝しに行ってみてくださいね。
ダイヤモンド富士は、富士山頂と太陽がちょうど重なる瞬間に、ダイヤモンドのように輝く景色のことを指します。
ダイヤモンド富士が見られるのは、太陽と富士山がちょうど良い位置にあることが前提条件となり、山中湖と本栖湖が条件にぴったり合うんです。
チャンスは、時期は10月中旬〜2月下旬の約4ヶ月。
この期間で、美しいダイヤモンド富士を撮ろうと全国から多くの写真家や観光客が訪れます。
ここでは、日没時にダイヤモンドが見られる山中湖周辺のスポットを3つまとめました。
山中湖は、ダイヤモンド富士の聖地として毎年多くの人が訪れる人気スポット。
日没時に見られることから、余裕を持って行きやすいのも魅力ですね。
山中湖は標高1000mの位置にあるので、寒さは一層厳しいと言えます。
特にダイヤモンド富士を待つ間はじっとしていることが多いため、防寒対策はしっかりしていきましょう!
山中湖から三国峠へ向かう途中にある三国峠パノラマ台は、山中湖を見下ろす位置にあるスポットです。
まわりに遮るものがなく、富士山が裾に向かって広がっている形がはっきり見えます。
三国峠パノラマ台は、山中湖と富士山がきれいに見える人気スポットであり、ダイヤモンド富士が見られる場所としても知られています。
特に日没前は辺り一面が夕日で真っ赤に染まり、まるで絵画のよう。
ダイヤモンド富士が見られなくても、三国峠パノラマ台から見る夕焼けは、一度は見てほしい絶景です。
山中湖北東の湖畔にある平野地区は、目の前に山中湖が広がり、その奥に富士山がどっしりそびえ立つ景色が魅力のスポットです。
ここは、富士山が湖面に映る逆さ富士が見える場所としても有名。
逆さ富士は、晴天で風がなく、水面が波立っていないときに見える絶景で、あらゆる条件が揃わないと見られない貴重な景色です。
日没時、ダイヤモンド富士の条件と逆さ富士の条件がぴったり合ったとき、ダイヤモンド富士が湖面に映る「Wダイヤモンド富士」が見られるかもしれません。
レアな絶景を見に、ぜひ行ってみてくださいね!
冬は空気が澄んでいるため富士山がよく見える絶好のチャンスです。
富士山周辺には子どもも大人も思い切り楽しめる観光スポットがたくさんあります。
冬ならではのイベントもたくさん開催されていますので、ぜひ行ってみてくださいね。
たくさん遊んで寒さを吹き飛ばしちゃいましょう!