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平日  10:00~21:00(最終入館 20:00)
土日祝 10:00~22:00(最終入館 21:00)
〒401-0320 山梨県南都留郡鳴沢村8532-5
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おすすめ情報

山梨県にあるぶどう寺ってどんなところ?大善寺とぶどうの深い関係を徹底解説!

願掛けや、日頃の感謝を伝えるとき、心を清めるときなどに訪れるお寺。

日本にはたくさんのお寺があり、全国的に有名なお寺には、国内外から多くの参拝者が訪れ、賑わっています。

一方で、広く知られていないけれど、素敵なお寺がまだまだたくさんあります。

いろいろなお寺を知ることで、その地域の歴史をより深く知ることができるでしょう。

そこで今回は、山梨県にある、ぶどう寺と呼ばれている大善寺についてまとめました。

ぶどう寺の由来や大善寺の魅力について知れば、きっといきたくなるはずです!

山梨県はぶどうの名産地

ぶどう寺がある山梨県は、ぶどうの栽培面積と生産量が日本一です。

山梨県は、まわりを豊かな自然に囲まれており、水もとてもきれい。

また、日照時間が長く、昼夜の寒暖差が大きいことが、おいしいぶどうが育つ理由。

さらに、ぶどうの主な栽培地である甲府盆地は、傾斜のある地形のところが多く、水捌けが良いことも、ぶどう栽培に適していると言えます。

山梨県はフルーツ王国とも呼ばれており、ぶどうの他にも、桃とスモモの生産量も日本一なんですよ。

山梨県内には、たくさんの果物畑があり、フルーツ狩りを楽しめる施設も充実しています。

季節ごとに旬の果物を収穫し、味わいたい人は、ぜひ山梨県に行ってみてくださいね!

山梨県の大善寺とは?ぶどう寺と言われる理由も紹介

山梨県甲州市にある大善寺は、奈良時代からの歴史を持つ由緒正しきお寺です。

ぶどう寺と呼ばれている理由は、薬師三尊像が左手にぶどうを持っているから。

ぶどうを持っている像は、全国的にもかなり珍しいですよね。

どうしてぶどうを持った薬師如来像があるのかというと、奈良時代に、僧行基が、ぶどうを持った薬師如来を夢に見て、その姿を像に刻み、大善寺に安置したため。

その後、僧行基が村人にぶどうの栽培法を教えたのが、甲州ぶどうの始まりとされています。

そして、現在に至るまで、甲州を中心にぶどう栽培が伝わり、現在は、「ぶどうといえば山梨県!」と言われるくらいの名産地になったんです。

薬師如来像がぶどうを持って座っている姿は、なんだかかわいらしくもあり、参拝者にぶどうの魅力を伝えてくれているかのよう。

手からあふれるほどに実ったぶどうは、これからもずっと、山梨の地でぶどうが豊かに実ることをあらわしているようにも感じます。

ぶどう寺ということで、大善寺では、ぶどうがついたかわいいお守りをゲットできます。

全国でここにしかないぶどうのお守りを、ぜひ手に入れてくださいね!

大善寺はさまざまなご利益を受けられるお寺。

健康、無病息災、合格祈願、商売繁盛など、あらゆる願いを叶えてくれます。

予約すれば、ご祈祷も受けられますし、大善寺に行けない人には、郵送もおこなっていますので、大善寺ホームページをチェックしてみてくださいね。

薬師三尊像は五年に一度開帳される

ぶどうを持った薬師三尊像は、大善寺の本堂、薬師堂に安置されています。

ただ、ぶどうを持った薬師三尊像は、5年に一度のご開帳時のみお披露目されるので、普段は滅多に拝むことができません。

普段は、薬師三尊像の手前に置かれた、木彫りの前立薬師如来を拝むことができます。

薬師堂は、拝観料を納めれば誰でも見学することが可能です。

拝観すると、大善寺の歴史についてのお話を無料で聞ける嬉しいサービスがあるんですよ。

ぶどう寺の歴史を深く知りたい人は、ぜひ拝観してくださいね!

国宝や国の重要文化財に指定されているものがたくさん

大善寺には、国宝や重要文化財に指定されている、歴史ある建物や像がたくさんあります。

国宝や重要文化財が一気に集まっているお寺はとても貴重なので、ご開帳の年にぜひ訪れてみてくださいね!

薬師堂は、築730年以上にもなる、関東で最古の木造建造物として、国宝に指定されています。

火災によって焼失したこともありますが、再建や改修を経て昭和30年に国宝になりました。

ぶどう寺の由来となった薬師如来像や、その脇に佇む月光菩薩像と日光菩薩像は国の重要文化財に指定されています。

薬師如来像の高さは85cmほど。

桜の木でできており、普段は厨子内に納められていますが、5年に一度のご開帳時一般開放されます。

薬師如来像が納められている厨子の両脇に佇む十二神将像は、国の重要文化財に指定されています。

十二神将像の高さは、138〜145cmほど。

十二神将は、薬師如来の従者であり、それぞれが7000もの夜叉を連れて、薬師如来を敬うものたちを守るとされています。

それぞれ違った表情やポーズをしているのが特徴です。

薬師如来像の両脇侍である月光菩薩像、日光菩薩像とはまた別の月光菩薩像、日光菩薩像は、国の重要文化財に指定されています。

月光菩薩像の高さは247cm、日光菩薩像の高さは248cmほど。

ヒノキでできており、水晶でできた玉眼がはめ込まれています。

住職が作ったワインが人気!

大善寺の敷地内には、ぶどう畑があり、住職と檀家さんがぶどうを栽培しています。

ぶどうの栽培だけでなく、大善寺では自家製ワインも作っているんです。

お寺で飲むワインって、とてもユニークで魅力的ですよね!

拝観料にプラス500円で、ワインを飲みながら拝観できる珍しいプランもあります。

ぶどうジュースもあるので、ワインが苦手な人や子どもにぴったりです!

大善寺のワインの味が気に入ったら、ボトルワインを購入するのもおすすめ。

お寺のワインは珍しいですし、ぶどうの産地、山梨の甲州ぶどうで作ったワインですから、お土産としても喜ばれること間違いなしです!

民宿を利用すると豪華な料理を堪能できる

大善寺では、民宿があり、誰でも宿泊することが可能です。

お寺といえば精進料理をイメージしますが、大善寺の民宿に泊まると、山梨の美味しい食材を使ったボリュームたっぷりの豪華な食事を楽しめます。

一般客はもちろん、合宿などでも利用されるんだとか。

お寺に泊まることはなかなかできませんから、貴重な経験になるのではないでしょうか?

宿泊予約は、電話で受け付けています。

大善寺のホームページに記載されている予約電話番号を、チェックしてくださいね!

ぶどうだけじゃない!藤の花やあじさいも魅力

大善寺にはいろいろな植物が植えられており、季節ごとに違った風景を見せてくれます。

4月上旬には桜が満開を迎え、境内をピンクに彩ります。

5月上旬には藤の花が見頃を迎えます。

毎年5月上旬におこなわれる藤切会式大祭典は、1300年も続く、伝統的な祭典で、国の無形民俗文化財に指定されています。

大蛇のような形をした藤の根を切り、それを持ち帰るとご利益があるとされているんですよ。

5月上旬にはなんじゃもんじゃが見頃を迎え、かわいらしい白い花が咲き誇ります。

5月下旬には、仏教にとって聖なる木とされる菩提樹が鮮やかな緑の葉を茂らせます。

6月下旬からは紫陽花が見頃を迎え、雨の季節に彩りを与えてくれるようです。

11月中旬頃からは紅葉が見頃を迎え、赤や黄色に色づいた木々を楽しめます。

このように、どの季節に行っても大善寺と美しい自然を拝めるので、季節を変えて訪れるのも良いですね。

山梨県の大善寺は甲州ぶどう発祥の寺!

山梨県甲州市は、ぶどうの名産地。

その起源は、奈良時代の大善寺にあります。

大善寺はぶどう寺として甲州にぶどうを広め、現在まで繁栄してきました。

甲州ぶどうは山梨を代表する品種で、生食用やワイン用として栽培されています。

甲州には、ぶどう畑やワイナリー、ワインを楽しめる飲食店がたくさん。

大善寺にはワインやぶどうジュースを飲みながら拝観できるユニークなプランもあります。

ぜひ、歴史ある大善寺と、ワインの両方を楽しんでくださいね!

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