初詣するなら、日本一の富士山がおすすめです。
新しい年のスタートには、最強のエネルギーをチャージしに行きましょう。
きっと素晴らしい年になるはずです。
今回は、静岡県内で、初詣におすすめの神社を5箇所まとめました。
それぞれの神社の見どころや、ぜひ寄り道したい近隣の観光スポット情報もまとめましたので、最後までご覧くださいね。
新年のはじめに魅力たっぷりの静岡を旅することは、最高の幕開けになること間違いなしです。
富士宮市にある、富士山本宮浅間大社は、全国に1300ほどある浅間神社の総本宮です。
色鮮やかな社殿は、1604年に徳川家康によって建築がなされ、本殿は国の重要文化財に指定されています。
富士山本宮浅間大社は、三が日は約34万人もの人が参拝に訪れます。
1月1日午前0時からは、初祈願を受け付けているので、新しい1年のスタートに、ぜひ参拝に訪れてみてください。
元旦は、朝から新年を祝う祭典がたくさんおこなわれます。
餅つき大会もありますので、日本の伝統行事に触れる良い機会になりますね。
富士山本宮浅間大社の東脇門を出たところにある湧玉池は、富士山の雪解け水が溶岩の間から湧き出ているもの。
富士山のパワーが溶け込んだ湧き水は、水温が年間を通して約13℃。
昔は、富士山の登山者が湧玉池で禊をしてから登る習慣があったんですよ。
透明度抜群の湧玉池の水は、汲んで持ち帰ることが可能です。
ただし、そのまま飲むことはできないので、きちんと煮沸してくださいね。
富士山本宮浅間大社から歩いて10分ほどのところにある、富士山世界遺産センターは、富士山の魅力を発信している施設です。
建物には、富士山のヒノキをふんだんに使われているのも特徴。
最上階からは、雄大な富士山を望む絶景を楽しめます。
1階から5階まで、スロープを登りながら鑑賞するスタイルは、富士登山をイメージしているんだとか。
富士山に登ったことがない方も、登山体験をしながら富士山について楽しく学んでくださいね。
富士山世界遺産センターは、年末は休館していますが、1月1日から開館しています。
初詣のついでに、ぜひ立ち寄ってほしい施設です。
静岡市にある静岡浅間神社は、2000年以上もの歴史を誇る由緒ある神社です。
色鮮やかで繊細な作りの建物は、国の重要文化財に指定されており、一度は見ておきたい建物といえます。
静岡浅間神社では、12月31日の18時から除夜祭が行われ、今年一年の感謝と、これから迎える新しい年の平和が祈願されます。
元旦の午前0時からは初祈願がおこなわれますので、ぜひ参拝に訪れてくださいね。
新年のお祝い行事として、巫女神楽や浅間囃子、餅まきなどがおこなわれ、多くの参拝客で賑わいます。
露店も並んで賑わいを見せる静岡浅間神社は、三が日には約50万人もの人が訪れるんですよ。
静岡浅間神社では、平成26年より、社殿の保存修理工事がおこなわれており、平成の大改修と呼ばれています。
すべての工事が完了するのに約20年かかる予定ですが、これまでに平成28年に大歳御祖神社本殿、令和2年には楼門の工事が終了しました。
職人の手によって鮮やかに甦った建物は息を飲むほどの素晴らしさ。
平成の大改修は、令和10年に終わる予定です。
それまでは、改修済みの輝きを取り戻した建物と、歴史を感じる色褪せた建物の共存を楽しめます。
改修前と後の建物の両方を見られるのは、今がチャンスです。
静岡浅間神社から静岡駅へ向かう途中には、駿府城(すんぷじょう)公園があります。
徳川家康が晩年に過ごした駿府城ですが、現在は城はなく、公園として市民の憩いの場となっているんです。
お堀で囲まれた駿府城公園では、当時の雰囲気を味わえるやぐらや、美しい庭園が見られます。
駿府城の歴史を学べる施設もあるので、気になる人はぜひ行ってみてくださいね。
駿府城公園では、1年を通してさまざまなイベントを開催しています。
駿府城公園内を散策しながら歴史を学べるイベントや、アート作家の作品展、ワークショップなど、子どもから大人まで楽しく参加できるものばかりです。
静岡市役所側にある青葉シンボルロードでは、毎年11月〜2月にイルミネーションをおこなっています。
500mもの距離が色とりどりの光に包まれ、幻想的な雰囲気を味わえるのが魅力です。
また、青葉シンボルロードでは、週末にはキッチンカーが来たり、大道芸、フリーマーケットなどの催し物がおこなわれたりと、多くの人で賑わうんですよ。
静岡市にある久能山東照宮は、大将軍である徳川家康を祀っています。
江戸時代初期に建てられた久能山東照宮ですが、歴史は浅いとはいえ、日本全国にある東照宮の発祥の地とされているんですよ。
徳川家康といえば戦国時代を代表する名将ですよね。
徳川家康は、遺言で、久能山に遺体を埋葬するように伝えたんだとか。
久能山をはじめとした静岡市は、令和4年のNHKの大河ドラマ「どうする家康」の舞台にもなった場所。
ドラマの影響もあり、久能山東照宮はより多くの参拝客が訪れる場所となっているんですよ。
1月1日は、午前0時に門が開き、初詣に訪れる多くの人で賑わいます。
門から拝殿まで続く石段は、初日の出が拝める場所としても知られています。
由緒ある久能山東照宮で初日の出を見ようと、たくさんの人が足を止める場所でもあるんですよ。
久能山東照宮の見どころは、なんといっても見る人を虜にするほどの美しい社殿です。
細かい部分まで繊細に作られた社殿は、国宝に指定されています。
煌びやかで洗練された造りは、徳川家康の人生を表しているかのようです。
久能山東照宮から5分ほど歩いたところに、日本平ロープウェイがあります。
日本平山頂へ続く全長1,065mのロープウェイからは、360°絶景が望めるんです。
特に冬は空気が澄んでいるので、初詣のついでにぜひ行ってみてくださいね。
三島市にある三嶋大社は、伊豆地方最大の神社として多くの参拝客が訪れる有名スポットです。
源頼朝が崇拝していた神社として知られ、源頼朝の妻である北条政子が奉納した梅蒔絵手箱は、国宝に指定されています。
1月1日午前0時になると、初太鼓の合図で開運祈祷祭がおこなわれます。
境内は、初詣に訪れた参拝客で賑わい、新しい年の幸福を祈願するのです。
三嶋大社は、三が日には約60万人もの人で賑わいます。
総門から神門へ向かう途中にある腰掛け石は、源頼朝と北条政子が、お参りに訪れた際に腰掛けて休憩した石と伝えられています。
よく見ると椅子のような形をしていて、座りやすそうです。
どんな気持ちで腰掛けていたのかを考えながら座ってみるのも良いですね。
三嶋大社から車で約15分ほどのところにある三島スカイウォークは、日本最長の吊り橋がある人気スポットです。
400mもの距離の吊り橋からは、富士山と駿河湾を拝めます。
11月〜2月の夕方には、駿河湾に沈むきれいな夕焼けが見られる特権も。
夕日によって赤く染まった富士山は、昼間とはまた違った雰囲気を醸し出しています。
三島スカイウォークでは、アスレチックやバギーなどのアクティビティを楽しめるエリアも充実しているので、家族や友人と楽しんでくださいね。
熱海市にある來宮神社は、古くから熱海の土地を守る神として親しまれています。
最寄駅はJR来宮駅で、熱海駅の隣。
來宮神社は来宮駅から徒歩5分ほどという近さもあり、熱海に訪れる人が多く参拝する神社です。
三が日には約6万人もの人で賑わう來宮神社。
境内に散りばめられたSNS映え間違いなしのハートや、かわいいおみくじなど、訪れる人の心を鷲掴みにする工夫がなされています。
夜のライトアップはとっても幻想的で、ロマンチックな雰囲気が漂う空間に早変わり。
デートで訪れるのもおすすめのスポットです。
來宮神社には、高さ約26m、幹の太さが約24mの、本州最大のクスノキがあります。
樹齢はなんと2100年。
來宮神社が建てられる前からこの地にある巨大なクスノキは、長寿、成願のご利益があるとされています。
このクスノキのまわりを1周すると寿命が一年のびるという言い伝えや、願い事を唱えながらクスノキのまわりを1周すると、願いが叶うと信じられているんですよ。
熱海には、体験型の工房がたくさんあります。
陶芸、レジン、ガラス工芸、ハーバリウムなど、子どもから大人まで楽しめるものばかりです。
熱海に来た思い出を形に残してみるのも良いですね。
もちろん、大切な人へのプレゼントにもぴったりですよ。
静岡は、県全体が富士山のエネルギーを感じられるパワースポットです。
そんなエネルギーあふれる静岡で初詣すれば、きっと最高の1年になるはず。
観光スポットがたくさんある静岡ですが、山の幸、海の幸をはじめとしたグルメも魅力的なものばかり。
年末年始を静岡で過ごして、1年の締めくくりと新年のスタートを、より素敵なものにしてくださいね。