
「浅間神社の初詣に行きたいけれど、どのくらい混むのだろう」
「混雑を避けて参拝できる時間はあるのかな?」とお考えの方もいらっしゃるでしょう。
富士山のふもとにある浅間神社は人気の初詣スポットのため、特に三が日は混雑が予想されます。
実際に、富士吉田エリアの浅間神社では、過去のデータをみると、例年年越し前後と日中9時~15時ごろの時間帯に混雑のピークが見られます。
本記事では、富士吉田市で特に参拝者の多い「北口本宮冨士浅間神社」と「新倉富士浅間神社」について、過去の混雑傾向をもとに混雑を避けられそうな時間帯、アクセス情報を詳しく解説します。
本記事を読めば、混雑のピークを避けながら、初詣を楽しむ計画が立てられますので、ぜひ最後までご覧ください。

北口本宮冨士浅間神社は、山梨県富士吉田市に鎮座する富士山信仰の中心的な神社です。
富士登山道吉田口の起点があり、世界文化遺産『富士山』の一部を構成する資産として登録されています。
主祭神は木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)で、安産・縁結び・火難除けなどのご利益があるとされています。
また、縁結びのパワースポットとしても知られており、通常時も多くの方が訪れます。
境内には樹齢約1000年を超える「冨士太郎杉」や「夫婦ヒノキ」のご神木がそびえ立ち、厳かな雰囲気を感じられるでしょう。
【基本情報】
所在地:山梨県富士吉田市上吉田5558
電話番号:0555-22-0221
年末年始の授与所開所時間:12月31日9:00~1月1日16:30
1月2日、1月3日 9:00~16:30
※閉所時間は混雑状況に応じて変動
北口本宮冨士浅間神社は、富士吉田エリアで最も参拝者数の多い神社として知られています。
過去の口コミや混雑情報からは、以下のような傾向が見られます。
混雑ピークの時間帯
過去に初詣で北口本宮冨士浅間神社を訪れた人からは、以下のような声がありました。
初詣期間中は神社による甘酒・おしるこや、露店の出店も楽しめます。
また御朱印や干支の縁起もの、御守りなども充実しており、いずれも列をなすようです。
三が日はいずれも混雑を避けることは難しいですが、下記時間帯はピークを避けられそうです。
また、三が日を過ぎると混雑が大幅に緩和されます。
露店の出店は減ってしまいますが、落ち着いた雰囲気で参拝したい方には1月4日以降がおすすめです。
1月20日には「初えびす祭」も開催されますので、この時期の参拝も検討してみるといいでしょう。
電車・バスでのアクセス
東京方面からのルート(電車)
東京方面からのルート(高速バス)
初詣期間は、駐車場が満車になる可能性があるため、公共交通機関の利用がおすすめです。
バスを利用する場合、混雑時は待ち時間が発生する可能性があるため、時間に余裕を持って行動するといいでしょう。
車でのアクセス
中央道「河口湖I.C.」から約3km:国道139号経由、国道138号を山中湖方面へ(約10分)
駐車場情報
正月期間中は、神社の駐車場は満車になることも多いため、臨時駐車場を案内される可能性があります。
また、この期間は河口湖I.C.付近や国道139号線で渋滞が発生します。
駐車場までの道が限られており混雑が予想されますので、時間に余裕をもって訪れると良いでしょう。
車で訪れる場合は、冬期は路面凍結の可能性が高いため、スタッドレスタイヤまたはチェーンの装着を推奨します。

新倉富士浅間神社は、富士山と五重塔の絶景で知られ、世界中から多くの参拝者が訪れる人気スポットです。
新倉富士浅間神社に隣接する新倉山浅間公園は、初日の出のスポットとしても人気があるため、毎年1月1日の朝から多くの人が訪れます。
【基本情報】
所在地:山梨県富士吉田市浅間2-4-1
電話番号:0555-23-2697
年末年始の授与所開所時間:12月31日AM9:00~1月1日AM3:00
1月1日~1月3日9:00~16:00
※閉所時間は混雑状況に応じて変動
新倉富士浅間神社は正月以外でも、外国人観光客を中心に非常に多くの人が訪れます。
よって、初詣期間中は日の出の時間帯と、日中に混雑のピークを迎えることが予想できます。
混雑ピークの時間帯
正月期間はどの時間帯も混雑は避けられないですが、以下の時間帯であればピークは避けられると考えられます。
【公共交通機関】
富士急行線「下吉田駅」から徒歩約5分
【車】
中央高速富士五湖線「河口湖I.C.」から山中湖方面へ約10分
【駐車場情報】
新倉山浅間公園 駐車場(有料・計182台)
臨時駐車場:富士吉田市老人福祉センター付設作業所(富士吉田市新町3-1-7)
初詣期間は周辺道路の渋滞・混雑が予想されます。
可能であれば、公共交通機関の利用を検討してみるといいでしょう。
新倉富士浅間神社の御祭神は木花咲耶姫命 (このはなさくやひめのみこと)で、縁結び・安産・家内安全などのご利益があるとされています。
また、富士山と五重塔の景色は山梨、日本を象徴する風景として世界的に有名です。
美しい朱色の鳥居ごしに振り返る富士山の景色も素晴らしく、新年からパワーをもらえること間違いなしです。

例年、初詣シーズンは気温が低くなるため、防寒対策をしっかりとって参拝しましょう。
冷えた身体を温めるスポットとして、周辺の日帰り温泉も人気があり、その中でもおすすめなのが「富士眺望の湯ゆらり」です。
富士眺望の湯ゆらりは、河口湖南西に位置する人気の温泉施設で、河口湖駅から無料送迎バスも運行しています。
公共交通機関で初詣に訪れた方でも気軽に立ち寄れるでしょう。
露天風呂からは富士山を望めるため、心までほぐれる特別な時間が過ごせます。
さらに館内には食事処も併設されており、地元の食材を使った料理や名物のほうとうも味わえます。
隣接する道の駅ではお土産選びもできるため、初詣帰りの寄り道にぴったりです。
【基本情報】
住所:山梨県南都留郡鳴沢村8532-5
年末年始の営業時間:10:00~22:00(最終入館21:00)
アクセス:(車)北口本宮冨士浅間神社から富士パノラマライン経由で約25分
新倉富士浅間神社から富士パノラマライン・国道139号経由で約30分
(公共交通機関)河口湖駅からの無料送迎バスあり予約はこちら
富士山を間近に感じながらの初詣は、新年をエネルギッシュな気持ちでスタートさせてくれます。
北口本宮冨士浅間神社は以下の時間帯がピークと予想できます。
混雑を避けるなら1月1日の深夜2時ごろや早朝の参拝が狙い目です。
新倉富士浅間神社は、日本の絶景を楽しみながら初詣ができます。
初日の出の時間帯と日中は混雑が予想されます。
いずれの神社も混雑を避けたい場合は、三が日以降の参拝を検討しましょう。
また、山梨の冬は気温が氷点下まで下がることがあります。
防寒対策をしっかり行い、車で訪れる場合はスタッドレスタイヤまたはチェーンの装着を忘れないようにしましょう。
本記事でご紹介した内容を、特別な新年のスタートをきる参考にしてください。
