
戦国時代の名将のひとりである武田信玄。
信玄公は山梨県(当時の甲斐国)を率いた人物で、優れたリーダーシップを発揮して多くの戦を勝ち抜きました。
そんな信玄公について深く学びたいなら、山梨県に行くのがおすすめ。
山梨県内には信玄公ゆかりの観光スポットがたくさんあります。
そこで今回は、信玄公について学べる山梨県でおすすめの観光スポットをまとめました!
信玄公ファンをはじめとした歴史好きの方はもちろん、あまり詳しくない方も楽しめる場所ばかりなので、ぜひ行ってみてくださいね。

武田信玄をめぐる旅のはじめに訪れたいのが、甲府駅南口にずっしり構える武田信玄像です。
山梨県が誇る名将を一目見ようと全国から多くの観光客が訪れ、写真におさめています。
甲冑を身に纏った姿は、川中島の戦いの様子を再現したもの。
戦への強い熱意を感じられる表情と高さ3.1mもある迫力に、戦国ファンでなくてもじっと見入ってしまいます。
春には桜と信玄像のコラボレーションも楽しめますよ!
甲府駅にはもう一つ見所があるんです。
北口には武田信玄の父である武田信虎の像がそびえ立っています。
これは、2019年に甲府開府500年を記念して建てられたもの。
高さ2.1mの信虎公像は、富士山をじっと見つめています。

甲府市にある武田神社は、名将武田信玄公を祀った神社。
信玄公の父親である信虎公と息子の勝頼公が暮らしていた躑躅ヶ崎館(つつじがさきやかた)の跡地に建てられました。
武田神社は、勝負のご利益があるとされ、大事な勝負前や、自分に勝ちたい方が参拝に訪れます。
境内にある宝物殿には、信玄公とゆかりのある書物や甲冑、太刀などの貴重な品が多数展示されており、信玄ファンはもちろん、戦国ファン、歴史マニアの方々に人気のスポットとなっているんです。
山道脇に植わっている松の木にも注目。
この松は「三葉の松」と呼ばれ、葉が黄色になって落ちる全国でも珍しい松なんです。
黄色の松の葉を財布に入れて持っていると金運に恵まれると言われています。
拝殿横にある「姫の井戸」は、信玄公の娘が産まれた際に産湯として使われたとされる井戸。
姫の井戸からは誰でも自由にお水取りでき、この水を飲むと延命長寿、万病退散のご利益があるとされ、人気となっています。
武田神社には他にも歴史を感じる美しい建物や自然がたくさんありますので、信玄公の生き様や戦国時代の雰囲気を味わいたい方は、ぜひ行ってみてくださいね!

甲府市にある甲府市武田氏館跡歴史館、通称信玄ミュージアムは、
武田神社の目と鼻の先にあり、武田神社を訪れたら絶対行くべき場所。
平成31年に建てられた信玄ミュージアムは、武田氏館跡に関する歴史を一挙に学べる人気スポットとなっています。
館内には無料のエリアと有料のエリアがあり、無料の展示室では武田信玄公、信虎公、勝頼公の各人物の人柄や功績、武田氏館に関係する人々の紹介、武田氏館の概要を誰でも気軽に学べます。
有料エリアでは発掘調査でわかったことを詳しく展示しています。
貴重な出土品の数々は戦国ファンにはたまりません!
旧堀田古城園は、国の有形文化財に登録されている貴重な建物。
もともとは料亭旅館として建てられた木城の家屋で、今は講座やワークショップなどを行なっています。
カフェでは山梨名物のほうとうや信玄餅をのせたソフトクリームなどが楽しめます。
旅の合間の休憩に利用してみてはいかがですか?
信玄ミュージアムには自由に撮影できるフォトブースもあるんです。
陣屋と呼ばれる、戦に行く前に侍が待機する場所は雰囲気抜群!
武田軍の一員になりきって写真を撮るのも楽しいですね。

甲府市にある武田信玄公墓所は、信玄公の遺体を火葬し、一定期間埋葬された場所と言われています。
3年後、信玄公の遺体は、甲州市にある「恵林寺(えりんじ)」に埋葬されました。
その理由は、信玄公の遺言により、亡くなったことを3年間秘密にするよう言われていたため。
信玄公は病気で亡くなりましたが、亡くなる前の年に、三方ヶ原の戦いで織田信長と徳川家康の連合軍を破るという快挙を成し遂げていました。
以後、信長と家康は信玄公への反撃に燃えていたため、信玄公が亡くなったと知れば一気に攻められ、武田軍は敗れると思ったのです。
信玄公の息子である勝頼公は、父の言いつけを守り、3周忌を迎えるまで秘密にしていました。
その後、勝頼公率いる武田軍は奮闘しましたが、信玄公の死から9年後に信長によって滅ぼされます。
信玄公の死を3年間隠し、埋葬場所も伝えなかったことから、信玄公のお墓は全国に複数存在することになります。
全国にある信玄公墓所は、
などがあり、現在もそれぞれの場所で信玄公を慕う人々がお参りに訪れます。
信玄公を火葬した場所とされる武田信玄公墓所を訪れたら、車で30分ほどの場所にある恵林寺にも行ってみてください。
信玄公をはじめとした武田家の歴史について深く知ることができるはずです。
山梨県では、毎年信玄公にゆかりのある行事が行われます。
甲州市にある恵林寺では、信玄公の命日である4月12日に「信玄公祭り」を行っているんです。
信玄公祭りでは、境内に信玄公の家臣ののぼりが多数並び、まるで戦の前に士気を高めているかのような雰囲気を味わえます。
戦国時代にタイムスリップしたような気分になれますよ!
他にも、露店があったりさまざまなイベントが開催されたりと、子どもから大人まで楽しめるお祭りです。
同じく信玄公の命日である4月12日には、甲府市にある武田神社付近で「武田二十四将騎馬行列」が行われます。
武将になりきった参加者が、武田神社をスタートして市内をまわるコースをパレードする人気のイベントです。
パレードの参加者は一般の人からの募集によって選ばれるため、興味がある方はぜひ応募してみてください。
甲冑をまとって武将になりきり、馬に乗ってパレードするという経験ができますよ!
山梨県には多くの名物グルメがありますが、その中で、信玄公にゆかりのあるグルメを2つ紹介します!
山梨グルメで外せないのが「ほうとう」ですよね。
ほうとうは山梨の郷土料理として有名で、農林水産省によって「農山漁村の郷土料理百選」に選ばれているんですよ。
実は、ほうとうは信玄公が戦いの中で精のつくものとして食べられるようになったのがはじまりとされています。
ほうとうは、幅広の麺にたくさんの根菜、山菜、肉などが入っており、食べ応えがある料理。
信玄公たちは、ほうとうを食べてお腹を満たし、戦いに行っていたんですね。
信玄餅は山梨銘菓として親しまれており、山梨のお土産にもよく選ばれています。
信玄餅は、きな粉をまぶした一口サイズの餅で、黒蜜をかけて食べます。
信玄餅の由来は、信玄公が戦の非常食に餅を持って行っていたためと言われているんです。
笛吹市には「桔梗信玄餅工場テーマパーク」があり、山梨の観光スポットとして人気となっています。
信玄餅の製造工程を見学できたり、信玄餅の詰め放題ができたり、オリジナルのスイーツなどが楽しめたりと楽しみ方はいろいろ。
賞味期限が近いものやちょっと形が歪んだものなどをアウトレット価格で購入できるお店は大人気!
信玄餅が好きな方は絶対行くべき観光スポットです。
武田信玄は山梨が誇る英雄であり、人々のことを大切にする人柄から今もなお多くの人々に親しまれています。
山梨県内には信玄公をはじめとした武田家、そして戦国時代について学べるスポットが盛りだくさん。
信玄公の歴史を知ることで、戦国時代に生きることの大変さや、今私たちが生きる時代との違いを実感でき、人生への考え方が変わるかもしれません。
ぜひ山梨県を訪れた際には、武田信玄の生き様に触れてみてください。
