静岡県と山梨県を跨ぐ日本一の高さを誇る富士山。
堂々と大地にそびえ立つ姿は圧巻で、見る人に感動を与えます。
そんな富士山周辺には素敵な温泉が盛りだくさん。
中でも富士山を見ながら入れる温泉は、心も体もリラックスするだけでなく、雄大な富士山をじっくり眺めることでエネルギーをもらえること間違いなしです。
そこで今回は、静岡県と山梨県で富士山の絶景を見ながら温泉に入れるエリアをまとめました。
富士山の絶景をもっと楽しむためのポイントもご紹介しますので、ぜひ最後までご覧くださいね!
静岡県と山梨県には、富士山を見ながら入れる温泉はたくさんあり、それぞれ施設ごとに魅力的な特徴を持っています。
買い物や観光で訪れる場所の周辺で探すも良し、温泉メインで探すも良し…希望の条件に合った温泉施設がきっと見つかるはずです。
ここでは、富士山の絶景が望める穴場エリアをまとめました。静岡県、山梨県に旅行に行く際の参考にしてみてくださいね。
山梨県南都留郡忍野村は、山梨県の南東部、富士山の北東部に位置する自然豊かな村です。
忍野村は広大な自然に囲まれていることから、日本一富士山がきれいに見える場所として知られています。
美しすぎる絶景をカメラにおさめようと多くの方が訪れ、絶景スポットが多数ある魅力ある場所です。
美しい富士山を望める忍野村には魅力的な温泉がたくさんあります。
大自然と富士山を一緒に楽しめる贅沢な場所なので、ぜひ行ってみてくださいね。
心揺さぶられること間違いなしです。
忍野村で一番の絶景スポットは国の天然記念物である忍野八海。
富士山の伏流水を水源とした湧水池で、鏡池、濁池、湧池、お釜池、出口池、銚子池、底抜池の8つから成り立っています。
富士山に積もった雪が大地に染み込み、長い年月をかけて流れ、湧き出た水は透明度抜群。全国名水百選にも選ばれています。
忍野村の詳しい観光情報を知りたい方はこちらをチェック!
山梨県側の富士山の麓に位置する本栖湖、精進湖、西湖、河口湖、山中湖はまとめて富士五湖と呼ばれています。
富士五湖は富士山を間近に構え、かつ周辺に視界を遮るものがないため、大迫力の富士山が見られるエリア。
富士山のパワーを近くで感じたい方におすすめです。
富士五湖周辺の温泉はやはり大迫力の絶景を楽しめる施設が多く、温泉に浸かりながら心と体を存分に癒せます。
また、富士山は日本有数のパワースポットとしても知られており、力強いエネルギーを全身で感じられるでしょう。
富士五湖は2013年に世界文化遺産に登録された由緒あるスポットです。
また、富士五湖はレジャースポットとしても知られており、バス釣りをはじめ、カヌーやサップなどの水上アクティビティも人気です。
水上から富士山を眺められるため、ひと味違った風景が楽しめますよ。
富士五湖について詳しく知りたい方はこちらをチェックしてみてくださいね。
静岡県、山梨県に訪れる方の中には、富士登山を楽しむ方も多いでしょう。
富士山は毎年約20万人以上が訪れる人気スポットで、海外からの登山客も多い人気の山です。
富士山には静岡県側に3つ、山梨県側に1つの登山道があります。
毎年7月〜9月中旬までを登山シーズンとしており、期間中は山小屋に宿泊したり、山頂の売店で食事ができたりと非日常を楽しめるのも魅力です。
【静岡県側登山道】
【山梨県側登山道】
富士登山を楽しんだ後は、感動に浸りながら温泉で疲れを癒したいですよね。
4つの登山道周辺には富士山を一望できる絶景温泉が多数あります。
下山後すぐに温泉に浸かれるため、富士登山をする方はぜひ立ち寄ってみてくださいね。
富士登山について詳しく知りたい方はこちらをチェック!
静岡県と山梨県には富士山の絶景を楽しみながら入れる温泉が多数あることがわかりました。
富士山はいつみても美しい山ですが、より美しい絶景を楽しめる季節や場所があるんです。
ここでは、富士山の絶景をより楽しむためのポイントを4つまとめました。
今まで見たことがない感動の富士山をぜひあなたの目で見てみてくださいね。
富士山が一番きれいに見えるのは、空気が澄んでいる冬です。
特に2月は最も空気が澄んでおり、カラッと晴れた晴天の青空と雪化粧した富士山のコントラストが一層美しく映えます。
他の季節も晴れていればきれいな富士山を見られますが、3〜5月ごろは霞がかかってはっきり見えないことが多いでしょう。
また、6〜7月は梅雨で雲がかかりがち。8月は晴れることが多いですが、湿気が多く富士山に雲がかかっていることもしばしばです。
静岡県富士市の公式ホームページで富士山観測の記録が見られますよ。
ダイヤモンド富士やパール富士は富士山と太陽または月がコラボレーションする現象で、さまざまな条件が合わないと見られない貴重な景色です。
山梨県や静岡県では、ダイヤモンド富士やパール富士を見ながら浸かれる温泉施設もあります。
滅多に見られない現象なので、旅の思い出にぜひ狙って行ってみてくださいね。
ダイヤモンド富士は富士山頂に太陽が重なる瞬間に、太陽がダイヤモンドのように輝いて見える現象のこと。
日の出と日の入りの際に起こりますが、場所によって見える時期や時間が違います。
ダイヤモンド富士は、富士山を東、または西に臨む地域で見られるチャンスがあります。
特に、日没時にダイヤモンド富士が見られる山中湖周辺では、10月中旬〜2月末までの長い期間チャンスがあることから、多くの観光客やカメラマンが訪れる場所なんです。
ダイヤモンド富士が見られる場所は、山中湖周辺の他に、本栖湖周辺、忍野村、富士吉田市などです。
詳しい場所や時間は国土交通省のサイトを参考にしてみてくださいね。
パール富士は、富士山頂と満月が重なる瞬間に、月がパールのように輝く現象で、実はダイヤモンド富士よりもレアなんですよ。
富士山の西側と東側で見られ、満月の早朝と夕方にチャンスがあります。
パール富士が見られる場所は、山中湖周辺や御殿場市、朝霧高原など。
空気が澄んでいる秋の終わり〜春先がきれいに見えますよ。
逆さ富士は水面に富士山が逆さまになって映り込む現象で、昔から縁起が良い風景とされてきました。
逆さ富士が見えるのはやはり富士山の近くの富士五湖がおすすめ。
富士五湖は富士山の麓にある湖で、かつ周りに遮るものがないことから大迫力の逆さ富士が望めます。
逆さ富士をきれいに見るには、風がない穏やかな日であることが大前提。
水面が波っていると富士山が歪んでしまうため、せっかくの逆さ富士が台無しです。
富士五湖では、水上スキーやカヌー、ボート、クルージングといった水上アクティビティが盛んに行われているため、シーズン中は避けるのが良いでしょう。
秋の終わり〜春先にかけてがおすすめですよ。
赤富士とは、夏〜初秋にかけての早朝に、雪がない富士山に日光が当たって赤く見える景色を言います。
快晴かつ空気が澄んだ早朝にしか見られないため、必ずしも見られるとは限りません。
赤は古くから縁起の良い色とされており、赤富士は厄除け、商売繁盛、悪縁が切れるといった効果があると言われているんですよ。
赤富士と似ているものに紅富士があります。
紅富士は、雪の積もった冬の富士山に日光が当たって紅色に見える景色を言い、こちらも快晴の早朝にしか見られません。
冬は特に空気が澄んでいますから、写真では味わえない美しい絶景が広がるはずです。
赤富士や紅富士が見られるのは、富士山から見て太陽と同じ方角にある山中湖周辺や富士吉田市、忍野村などです。
赤富士や紅富士を見られる温泉に行かれた際は、ぜひ朝風呂からの風景を堪能してくださいね。
日本一の富士山は、その素晴らしさから国内外からたくさんの方が訪れる超人気観光スポットです。
富士山の美しさはやはり実際に目で見るのが一番。
静岡県や山梨県には富士山を見ながら入れる温泉がたくさんあるので、ぜひ訪れてみてくださいね。
あなたの心にいつまでも残る素敵な思い出となるでしょう。