来たる7/7は七夕です。
はた織りが上手な神様の娘『織姫』と働き者の牛飼いである『彦星』は、結婚し仲良く過ごしていましたが、楽しさのあまり遊んでばかりで神様を怒らせてしまい、天の川の両端に引き離されてしまいます。悲しみで元気をなくした2人を見かね、神様が7/7を年に1度だけ会える日として許したのが七夕だと言われています。
七夕は桃の節句や端午の節句と同じ五節句の1つです。
この五節句にはそれぞれ行事食というものがあり、ひな祭りにはあられ、こどもの日には柏餅などが食べられています。
では、七夕の節句の行事食は何かご存知ですか?
実は「そうめん」なんです。
・そうめんを天の川に見立てた
・織物の上手な織姫にあやかり、女の子の裁縫が上達するよう織り糸に見立てた
・栄養が豊富で食べやすいそうめんで健康を祈願した
このように由来が諸説あるそうですが、いずれもそうめんには様々な願いが込められています。
平安時代の書物に「七夕にそうめんを食べると疫病にかからない」とあり、古くから7/7にそうめんを食べる習慣があったそうです。
※ちなみに、7/7は全国乾麺協同組合連合会が策定した正式な「そうめんの日」でもあります。
疫病と言われて現代ですぐに思いつくのはコロナでしょうか。今は様々な制限が緩和されつつありますが、完全な終息は未だ見えません。予防にはしっかり食事をとり、体力と健康を維持することが大切です。
ゆらりでは7/3より、お狩場でお召し上がりいただける「三食そうめん御膳」をご用意しております。
色鮮やかなそうめんは見た目も涼やかでとても美味しいです。
7月を迎え暑い日が多くなってきております。暑い日は食欲がない…なんて方も多いかと思いますが、そんな時にはさっぱりと食べられるそうめんがおすすめです。
是非ゆらりでそうめんを食べて、暑い夏を乗り切りましょう!
フロント 濵